小山駅から徒歩7分程、中央町にある空き家がシェアサロン、シェアオフィスへと生まれ変わろうとしています。空き家のリノベーションを進めているのは、小山市地域おこし協力隊の横山さんです。
使われていない土地に人が集まれるようにし、賑わいを創出して活気を育みたい。そういった想いから空き家のリノベーションを実施。完成までの過程を地域で暮らす人たちと楽しみながら日々作業を進めています。
今回お届けするのは10月上旬に実施されたワークショップ形式のリノベーションです。約20人の参加者と室内の壁に漆喰を塗り、玄関口にクラピアを植えてきましたので、その時の様子をお伝えします。
Contents
地元貢献への想いが込められた「漆喰塗り」ワークショップ!
リノベーションが進められている建物は2階建てで、各部屋に分かれて漆喰を塗りました。
漆喰は時間が経過しても劣化しにくく、高級感のある仕上がりになる特徴があります。年季の入った壁の上に漆喰を塗ることで、新品同様のステキな見た目に仕上がるのでリノベーションとの相性も良さそうです。
一方で手間と時間がかかるというデメリットもありますが、みんなで一緒にやることで作業負担を軽減できます。
この日は栃木県内をはじめ全国で漆喰やモルタルを手掛ける「日本プラスター株式会社」の方々が訪れ、漆喰の塗り方を教えてくれました。「漆喰を塗るのが初めて!」という参加者も多かったですが、楽しく塗り進めることができましたよ。
実は以前、別の現場で漆喰を塗った経験があったのですが、この日に塗り方を間違えていたことに気づきました。コテを握りしめてシャッシャッと力強く塗っていたのですが、どうやらコテは優しく握り、力を入れずにスーッと滑らかに伸ばしていくだけで上手く塗れるとのこと(このやり方なら翌日の筋肉痛も回避できそうです笑)。
ちょっとした学びがあるのも、ワークショップの楽しみの1つですね。
漆喰塗りワークショップの企画をしたのは、小山市出身の春田さんです。人と人との繋がりが広がっていくと楽しい。このような場づくりを通して、地元に貢献していきたいと、開催に至った想いを話してくれました。今後も色々な場所で同様のワークショップを行いたいとのこと。
漆喰塗りという共通の作業を通して、ちょっとした会話が生まれる場面もありましたよ。
この場所でさらに関係性が深まったり、広がったりしていくと思いますので、完成が楽しみです!
小さな可愛らしいお花が咲く「クラピア」の苗植えワークショップ!
リノベーションが進められている建物の入口付近に、クラピアの苗を植えました。
クラピアは、鮮やかなグリーンの葉と、小さな可愛らしいお花をつけることが特徴の植物。芝生に代わるグランドカバー植物として注目されています。
この日は小山市でクラピアの生産・販売を行う「株式会社グリーンプロデュース」の方々が訪れ、苗植えのワークショップを開催しました。ここからは、苗植えの様子を一部ご紹介したいと思います。
まずはシートを敷いた後、植える位置を決めて穴を掘ります。
ちょうどスッポリと苗が埋まるように穴の深さを調整した後は、穴に肥料を投入。
苗を植えた後、たっぷりとお水を上げました。
久しぶりにシャベルで地面を掘っていて、なんとも言えない懐かしさを感じました。
子どもと一緒にクラピアを植える体験しても楽しめるかと思います。
クラピアは季節が変わっても枯れることなく、毎年花を咲かせる「多年草」。開花期(5月~8月)は1cmくらいの可愛らしいお花が咲きますよ。開花が待ち遠しいです!
オープン時期は2022年内を目標!SNSから情報発信中!
リノベーションが進められている建物のオープン時期は、2022年内(目標)とのことです。
漆喰で塗られた部屋がどのように活用されるか楽しみですし、クラピアが成長してグリーンカーペットができる様子やお花が咲いている様子を見るのも楽しみです。
リノベーションの様子が気になる方は、小山市地域おこし協力隊のSNSから発信されていますのでぜひチェックをお願いします。
完成後の様子はニシグチオヤマからも発信しようと思いますのでお楽しみに!
コメントを残す