ニシグチ時間 Part1【前編】~ 1時間で小山西口エリアの自然を歩いて満喫!~

樋口

こんにちは!ニシグチラバーズ(市民ライター)の樋口です。
シリーズ「ニシグチ時間」の記事を担当します!

「ニシグチ時間」のコンセプトは「空き時間をニシグチエリアで素敵な時間に!」

電車やバスの待ち時間、授業の合間などを使ってニシグチエリアを楽しんでもらいたいと思い、テーマに沿って探索するルートを紹介します。写真撮影や散歩のルートとしてもおすすめです。

初回のテーマは「自然」

ニシグチエリアは、駅前から徒歩圏内に自然にまつわるスポットが多くあることが特徴です。そこで、今回は小山駅西口から出発し、1時間ほどで探索できるルートを紹介します。

【今回のコースで訪問するスポット・経過時間の目安】

小山駅西口→思川河川敷遊歩道(15分)→観晃橋(25分)→御殿広場(40分)→祇園城通り(50分)→小山駅西口(60分)

 では、探索開始!

三夜通りや清水坂を歩き、思川へ

小山駅西口から出発です。ロブレを左折し、「三夜(さんや)通り」へ入ります。

三夜通りには、ハナミズキや、小山市の「市の木」であるシラカシが植えられています。ハナミズキの見ごろは4月下旬から5月上旬にかけてになります。また、シラカシは常緑樹で、ドングリがなる木のひとつです。

道中にも、季節に応じた様々な見どころがありますね。

小山市の市の木である「シラカシ」。スペイン語では「ロブレ」というそうです。

常光寺に面した交差点を右折し、直進していきます。常光寺の門前には、ツバキの花が咲いていました。

5分ほど歩くと、石づくりの坂道になります。この道は「清水坂」といい、古くから小山の交通や、思川を利用した水運のために活用されてきました。桜の木に囲まれた場所には、江戸時代に作られた庚申塔(こうしんとう)があります。

清水坂は、石畳の坂道です。

清水坂を抜け、小山一小の脇を歩いていきます。ふと振り返ってみると、市役所の駐車場のところの植え込みが見えます。「小山市」とかたどられていますね。

小山市役所駐車場そばの道路にて撮影。「小山市」の植え込みが目立ちます・

坂を上がると、1つ目のメインスポットである思川河川敷に到着です。

思川河川敷 桜並木と山々を眺めて

思川河川敷の遊歩道の概観

河川敷沿いにはオモイガワザクラがずらりと植えられています。オモイガワザクラは、小山市原産の桜で、「市の花」に制定されています。半八重咲で淡い紅色の花が特徴です。取材した日は、桜のつぼみはまだ固い状態でした。木の下には、ところどころにスイセンの花が咲いていました。

遊歩道から階段を降りると、河川敷の芝生が広がるエリアを歩くことができます。川の流れる音や、枯れ草が風に吹かれる音がすぐ間近から聞こえてきます。

歩道のブロックをよく見ると、こちらも桜の形をしています。

路面に敷かれたブロック。白いものが桜の形に見えます。

河川敷には屋根付きのベンチがあるため、ここでひと休みすることができます。ベンチからは、思川と観晃橋の向こう岸の街並みが見えます。晴れた日には、西側に日光連山、北の上流方面には那須連山を望むことができます。

取材時は確認することができませんでしたが、まれに南側に富士山が見えるとのことです。

遊歩道にあるベンチ越しの光景。

次は、河川敷からも見える赤い橋、観晃橋(かんこうばし)へ向かいます。

観晃橋の入口(小山駅方面側)から。

観晃橋は思川にかかる橋です。橋から見える日光連山の美しさや、古くから根付く山々への信仰から、建設された当時のおやま町長が名前を付けたそうです。

「晃」の字を分解すると「日光」になりますね。日光連山は関東平野の北限を構成する山々で、男体山や女峰山とはじめとした、標高2000メートルを超える山が多数あるのが特徴です。

思川を渡っていくと、対岸の河川敷にまた植え込みを見つけました。こちらには、小山市の市章がかたどられています。

白鷗大学のキャンパス側にある芝生にある植え込み。

観晃橋の長さはおよそ300メートルで、向こう岸まで渡るには歩いて5分ほどかかります。

観晃橋から小山駅西口を繋ぐ「祇園城通り」を歩きながら、次の目的地に向かいます。

祇園城通りを縦断して

10分ほど直進すると、市役所に隣接し芝生が一面に広がる開けた広場に到着します。ここが小山御殿広場です。

御殿広場とピンク色のベンチ。

桜の木のふもとにあるベンチからは、歩道橋のある交差点と通り沿いの建物を一望することができます。ベンチもピンク色をしています。

御殿広場の中央部にあるベンチから撮影

歩道橋から見える景色がこちらです。観晃橋や小山駅などを、これまでに紹介したスポットとはまた違う視点から眺めることができます。

御殿広場前の歩道橋から見える、小山駅方面の光景。

御殿広場を出発し、祇園城通りを直進して小山駅西口に向かいます。

思川河川敷と祇園城通りに植えられた思川桜の木にはプレートが付けられており、それぞれの桜の「里親」の方々が込めた思いを知ることができます。

御殿広場から歩くこと8分ほど。小山駅西口に到着です。

小山駅西口から見た祇園城通り。

今回のルートの探索はこれにて終了です。お疲れさまでした!

おわりに

今回は、思川とその周辺にあるスポットを中心に、自然を満喫できるルートを紹介しました。取材しながら歩いてみると、改めて桜の多さに気づき、「桜のまち」としての小山の魅力を感じました。歩いて移動する時間が長いため、時間や体力に応じて訪れる場所を選ぶことをお勧めします。

後編では、小山西口エリアの公園を巡りながら自然を感じられるコースを紹介します。お楽しみに!

ぜひニシグチエリアで素敵な時間をお過ごしください!

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