にしぐちミニ人物図鑑は、ニシグチエリアで活動している人物にスポットを当てて紹介する企画。西口エリアで好きな場所や思い出深い活動などの話を聞いています。
第2弾は、西口エリアで120年近くお店を営む立堀タタミ内装の立堀さんです!
それでは、さっそく見ていきましょう!
- お名前:立堀裕保(たてぼり ひろやす)
- 小山市で120年近く続く「立堀タタミ内装」を営む
Book shop tsukaharaさんです。
古本との出会いは一期一会で、いつも宝探しをするような気持ちになり楽しいです。
あと、橘屋菓子店さんの高菜まんじゅうは絶品です。
昔から食べていますが、近頃はお酒のつまみとして食べるのが好きです(笑)
たしかに!古本は新刊とは違った、探す楽しさがありますね。
高菜まんじゅうとお酒の組み合わせも気になります…!
あと、西口エリアでの思い出深い活動や取り組みはありますか?
祇園城通り沿いのお店の皆さんと協力した「ヨルゴテン」ですね。
営業時間を延長し、夜の祇園城通りを楽しむイベントで、記憶に残っています。
夜の祇園城通りでイベント!非日常が味わえる企画ですね。
最後に読者の方へのメッセージをお願いします。
小山市や西口エリアは「来るもの拒まず」な文化があります。そのおかげか、これまで以上に街が動いている実感があり、ワクワクしています。
そんな刺激を受けながら、自分たちも動いていきたいと思います。
お店やイベントに足を運んでくれましたら嬉しいです。
ひいおじいさんの代から受け継がれている歴史のある畳店
立堀タタミ内装・立堀さん:
明治39年に今の場所で私のひいおじいさんが商売を始めました。
ひいおじいさんは隣の結城市の畳屋の出身です。
昔は長男以外は家の跡を継げなかったため、小山に出てきて商売を始めました。
それ以来ずっと120年近く畳をメインに商売をやっています。
40年以上前からは、私の父が内装業も始めました。
それまでは畳を扱うことが多かったのですが、ふすまや障子の貼り換え、リフォーム工事なども行っています。
私が後を継いだのは、今から15年くらい前だったかな。その前は、畳の修行をするのに県外にでることもあったりして。
栃木に戻ってきてからは、もともと立木でパン屋さんをやっていた妻と一緒にお店をしようって話になって、建物を新しく建て替えました。パン屋さんと畳店が並ぶようになったのは10年くらい前だったかと思います。
西口エリアで好きな場所と地域に関わるきっかけ
立堀タタミ内装・立堀さん:
西口の好きなところはやっぱり祇園城通り。
20年以上前に再整備されて新しくなり、それまでよりも歩道が広くなりました。
小山駅から思川方面にずーっと歩いていく感じがすごく気持ちいいんです。
特に桜が咲く時期は本当にキレイですよね。
うちの店舗前にある桜は、私自身が植樹したんですよ。すごく大きくなりましたね。
夜になると街灯の光で照らされて、少し雰囲気が変わったりして。
県外から来た方に「この通り、気持ちいいですね」と声をかけられることもあります。
そのくらい祇園城通りの桜並木は、西口の特徴の一つだと思います。
その西口エリアに関わるようになったきっかけは西口まつりです。
小山市に戻ってきてすぐ、若手の商業者の集まりに参加し、西口まつりや初市の時の餅つきに携わりました。
一時はお店がどんどん閉まり、人も離れ、衰退したときがありました。
ですが、最近は有難いことに小山市出身ではない方が、小山市を選びお店をやってくれることが増えてきています。
気持ちが熱い人も多く、そういう方たちの刺激を沢山受けていますよ。
本当に面白くなっていますし、私自身もワクワクしています!
質問させていただいたこと以外にも、畳のことや西口エリアのこれからのことについて沢山お話してくれた立堀さん。
歴史あるお店を営みながら、真剣に西口エリア、そして小山市の未来について考えられている姿をみて、とても刺激を受けました。
立堀さん、ありがとうございました。
- 住所:〒323-0025 栃木県小山市城山町2-7-24
- 営業時間:8:30~18:00
- 定休日:日曜・祝日 ※詳しくはHPにてご確認ください
- SNS:https://www.instagram.com/tatebori_tatami
- 電話番号:0285-22-1240
- アクセス:JR小山駅西口から徒歩4分
▽MAP
立堀さん、西口エリアでお勧めのお店を教えてください!