HO! ARTってなに? 87分の1スケールの世界観を感じにアートの個展に行ってみた!

2024年2月17日~2月20日に開催された「HO!ARTってなに?」の様子をお届けします。

Aircraft Carrieで開催されたアートの個展

「HO!ARTってなに?」は、小山市地域おこし協力隊横山賢(よこやま けん)さんが企画したアートの個展。

大手アパレルデザイナーや画家として活動するアーティストのMOMOCO氏の作品が展示されました。

MOMOCO氏は、沖縄、大阪、東京ホテルの巨大壁画作成に携わる他、TARRAGOスニーカーペイント日本アンバサダーとしても活躍。オーガニックの絵具を使用した作品や炭を使用し書いた壁画等、自然由来の材料を使用したアートも手掛ける。

場所は小山市中央町にあるAircraft Carrie

この場所は、若者が挑戦出来る施設を作りたいと、もともと空き家だった場所を横山さんがリノベーションし、普段はサロンやオフィス、アトリエとしても稼働しています。

Aircraft Carrie外観

個展には32作品が展示され、4日間で130名近い来場者が訪れたそうです。

当日は、持参したスニーカーに直接アートを書いてもらっている参加者さんや、作品を購入して帰る方もいましたよ。

参加者が持参したスニーカー

作品に惚れ込み小山で開催、87分の1スケールの世界観と人間模様

作品の数々は、今回の個展に合わせて手掛けられたもの。鉄道模型などで使われる87分の1の規格を使用したミニチュアな人形と絵画が一つの作品となり、様々な人間模様をストーリーとして感じられる内容になってました。

開催のきっかけは、横山さんがMOMOCO氏の作品に惚れ込んだこと。

小山市地域おこし協力隊の横山賢さん
※横山さんがコラボ依頼をするきっかけとなった沖縄の壁画。炭と鉛筆で書かれており、一つ一つ線に惚れ込んだという。

その後のやり取りで、横山さんの日頃の活動やアートを通したまちづくりの話を聞き、MOMOCO氏は少しでも協力できたらと思い、小山市での開催が決定。

個展には、栃木県や小山市にゆかりのある作品も並んでいました。

栃木県ということで苺をモチーフにした作品も展示

その中には、城山公園の間伐材と漆喰(しっくい)を使用した立体感のある作品も。

間伐材がベースの漆喰を使用した厚みのある作品

お話を聞いてみると、横山さんとの会話から漆喰の使用を決めたとのこと。

立体感のあるアートは海外でも人気とのことで、厚みを表現できる自然由来の素材を探していたなか出会った漆喰は、自然由来でもあり、まさにイメージ通りのもの。

日本の工芸品としても使用される漆喰は高価なものだが、生の一点ものの作品を今後も作り、漆喰アートの第一人者になれるよう活動を続けたいと、意気込みも話してくれました。

月1頻度のアーティストさんとのコラボイベント開催を目指す!

今後も様々なアーティストさんが小山市に訪れる機会を作る予定の横山さん。

アーティストさんとのコラボイベントは、月に1度ほどの頻度で開催できたらと話してくれました。

次はどのような作品や人との出会いがあるのか。

みなさんも会場へと足を運んでみてはいかがでしょうか。

シェアしていただけると嬉しいです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA