「クラフトビール?」「 808ブルワリー?」と、タイトルから何だろうと疑問に思った方。
まずは、小山初の飲み物が販売されることを知って頂けたら嬉しいです!
クラフトビールとは、小規模な醸造所がつくる、多様で個性的なビールのこと。
ご紹介する808ブルワリー(ヤオヤブルワリー)も、他にはない個性のある味わいとなっています。
小山でビールが醸造されるのは初めてのことで、醸造所も新たに建てられましたよ。
808ブルワリーは、小山駅西口から徒歩3分の「まちの駅思季彩館」で販売されています(6/13から)。
(まちの駅思季彩館では、外でのんびりとくつろげる「テラスオヤマ」も実施中。)
それでは、どんなクラフトビールが並ぶのか、そして醸造所はどんな様子なのか、お届けしたいと思います。
Contents
小山初のクラフトビール「808ブルワリー」をご紹介
赤・青・黄色、3種類の808ブルワリー
808ブルワリーのホームページには、以下の3種類が紹介されています。
- 赤色のラベル「808IPA」…ホップ由来のフルーティーな香りに後味にはしっかりとした苦み
- 青色のラベル「808ESB」…香ばしい麦やカラメルの香りに優しい甘さ
- 黄色のラベル「オヤマエール」…フルーティーでスパイシーな香りに爽やかな飲み口
ラベルにはコウノトリが描かれ、ラベルの色毎に味わいやアルコール度数(4.5~7%)が異なります。
その日の気分に合わせて飲むことができますよ。
「子育て中の自分へのご褒美として」「地元小山の麦を味わってもらいたい」「明日への活力に」
そんな想いが込められたクラフトビールになっています。
上記の3種類だけでなく、季節に合わせたクラフトビールの醸造も予定しているそうです。
小山の農産物を使用したクラフトビール
クラフトビールを醸造するのはSunフーズ株式会社。
Sunフーズは、小山で野菜卸売業を営み、まちの駅「思季彩館」の管理・運営も行っています。
(100社を超える野菜を卸売りする八百屋とのこと!)
日頃から野菜を扱っていることから、名称は808ブルワリー(ヤオヤブルワリー)に。
Sunフーズは地域密着型の企業を目指して活動を続けてきた企業。
クラフトビールの構想段階から、小山の農産物を原材料に使用することを決めていたそうです。
黄色のラベル「オヤマエール」にはふゆみずたんぼ米、青色のラベル「808ESB」にはハトムギ、赤色のラベル「808IPA」には大麦が、それぞれ使用。小山市は日本有数の大麦生産地ではありますが、地元の企業がクラフトビールとして取り扱うのは808ブルワリーが初めてとなります。
808ブルワリーの醸造所を見学!
808ブルワリーの情報を追いかけているうちに、「醸造所をみたい!」という気持ちが抑えられず、
醸造所を見せてもらうことに!(無理を言ってごめんなさい)
醸造所の中に入ると銀色のタンクがずらりと並んでいました!
タンクごとに異なる味のクラフトビールが醸造されています。
クラフトビールを管理しているのは、醸造化の小野崎さん。
最高の状態でクラフトビールが飲めるように、状態をチェックされています。
完成したクラフトビールは、約1時間半で1,200缶ほどのハイペースで缶に詰められていきます。
見慣れないタンクや機械が並んでいて、とてもワクワクしました!
本当はもっと細かく製造工程があるので、別の機会にご紹介できたらと思います。
商品ができあがるまでには、原材料を育てている農家さん、醸造家の方、商品を造ろうと思った社長さんなど、多くの方々が関わっています。808ブルワリーを造るために、クラウドファンディングを実施されていたので、支援や応援をされていた方々も関わっている人かと思います。
そんな関わってきた方々のお話を聞いたり、現場を見に行ったりするような、イベントがあっても面白そうだなと思いました。
さいごに 小山初のクラフトビールで乾杯したい!
コロナ禍前に、御殿広場で開催されていた「日本一ビール祭り」。
状況が落ち着いたら、また開催されるといいな。
808ブルワリーも販売されたら、これまで以上に色々な種類のビールを味わえそう…。
そんな想像を膨らませながら、集まって乾杯したい気持ちを抑えつつ、
まずは、808ブルワリーをしっかりと味わいたいと思います。
808ブルワリーは、まちの駅 思季彩館の店内で販売されています!
(その他の販売先は、808ブルワリーのホームページで情報が随時更新されます)
ぜひ手におとりください!
※新型コロナウイルス感染症収束までの期間、17:00までの短縮営業
▽MAP 小山駅西口から思季彩館まで