長年親しまれてきた小山駅きそばが2022年1月14日で閉店します。
最後の一杯を求め、連日長い列ができ、時間帯によっては1時間待ちになることもあるようです。
惜しまれつつ閉店する小山駅きそば、最後の一杯の食べ納めをしてきました。
小山駅きそばを食べ納め たくさんの思い出とともに
小山駅きそばがあるのは、在来線のホーム。入場券(150円)を購入する必要があります。入場券を買い、宇都宮線の上りホームへ向かいます。
近づくと、そばつゆのほんのり甘く、いい香りが漂ってきました。
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日中は混雑するので、訪れたのは朝の7時過ぎ。朝早くから多くの人で賑わっていましたが、行列ができるほどではなく、待つことはありませんでした。
▽混雑したときの列の並び方などの案内もありました
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悩みましたが、注文したのは天ぷらそばに岩下の新生姜のトッピング。
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食券をわたして待つこと数分、すぐにアツアツのおそばがでてきました。
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天ぷらと新生姜の組み合わせは初めてでしたが、意外とよくあいます。
天ぷらは最初はさくっと、途中からはそばつゆにひたひたにつかり、味がたっぷりとしみわたる美味しさに変わります。
ほんのりとピリッとした岩下の新生姜がとてもいいアクセント。
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そばの美味しさはもちろん、つゆも大好きです!
待っている人もいたので、なるべく早く食べて、つゆも口の中に一気にかけこみます。
食べ終える頃には、冬の朝で冷えていた手足まで温まり、体中にじんわりと美味しさが駆け巡るような感覚。これぞ、立ち食いそばの美味しさなんでしょうね!
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小山駅きそばには多くの人の思い出が詰まっています。
子どものときに両親と食べた記憶、学生時代におやつ代わりに食べたこと、かつてあった両毛線のホームのきそばの思い出など…。
たくさんの人が思い出とともに、最後の一杯の食べ納めをしていました。
なくなってしまうのは本当に残念ですが、それ以上の感謝の気持とともに。
ごちそうさまでした!
- 場所:JR小山駅12・13番線ホーム
- 閉店日:2022年1月14日(金)
- 営業時間:6:40~20:00 ※19時30分過ぎに待機列が長い場合、その時点で食券の販売を終了する可能性あり