ニシグチネイチャー特別編！チェアリングに焚き火と歴史を添えてゆっくりとしたひと時を

リニューアルオープンを控えた城山公園で、大人が1人でも気軽に自然体験を楽しめる体験プログラム「ニシグチネイチャー特別編」を開催しました。

チェアリングと焚き火に歴史のお話。参加者は日常とは乖離したゆっくりとした時間を過ごすことができたのではないでしょうか。この記事では、ニシグチネイチャー特別編の開催の様子を紹介します。

「ニシグチネイチャー 特別編」とは？キーワードは大人×チェアリング

これまでも2回ほど開催してきた「ニシグチネイチャー」。今までの2 回のキーワードは、「親子」や「ハンモック・スラックライン」でしたが、今回のテーマは、「大人」・「チェアリング」です。

チェアリングとは？「散歩に行き、公園の中や広い川辺など、自身が気に入った場所に、アウトドア用の折りたたみ椅子を置いて、くつろいだり、飲み物を飲んだりする」こと。
公園内で自分だけの「お気に入りスポット」を探して、読書でも昼寝でも食事でも、それぞれ思い思いの時間を過ごしてみる。コロナ禍になりクローズアップされた「チェアリング」という屋外ならではの楽しみ方の一つです。

今回実施した「ニシグチネイチャー 特別編」は、手ぶらでの参加がOK。アウトドアチェアなどはレンタルでき、焚き火やマシュマロ、コーヒーなどのホットドリンクも運営で用意してあるので、手ぶらで参加できます。

アウトドア初心者やちょっとやってみたい…という軽い気持ちでも手ぶらで参加することができるのは嬉しいですね。

チェアリングで過ごす思い思いの時間は、せわしない日常の喧騒から離れられる贅沢な時間となるはず。さらに、この地の歴史や成り立ちに耳を傾けて、「これまで」 と 「これから」 にも思いをめぐらせます。

最後は、焚き火を囲んでコーヒーやホットドリンクを飲みながら、それぞれが見つけた楽しみ方をシェアします。

ニシグチスタディ　特別編の開催！

大学生や社会人などの参加者が集まり、ニシグチスタディ特別編の開催です。

オープニング　チェアリング＆ルールの説明

本日の流れは、ルールの説明のあとにチェアリングタイム。珈琲などのホットドリンクも各自で淹れます。その後に焚き火タイムです。焚き火を囲んで焼きマシュマロをしたり、歴史の先生からのお話を聞いてゆっくりとした時間を過ごす予定です。

チェアリングタイム　桜の樹の下でゆっくりと

チェアリングタイムのスタート。

アウトドア用の椅子をもって各自公園内の好きな場所へ移動します。

見頃を迎えた城山公園の桜の樹の下でのんびりと。

読書をしたり、会話を楽しんだり…。日常の喧騒から離れて各自贅沢なひと時を過ごします。

焙煎前のコーヒー豆を煎って手挽きのミルでぐるぐると回して、お湯を注いで。

屋外で自分で淹れたコーヒーは美味しさも格別です。

歴史を学ぶ　小山の歴史や城山公園（祇園城）について

チェアリングタイムのあとは、歴史に耳を傾ける時間。コーディネーターは長峰先生（小山工業高等専門学校 一般科 准教授）です。

中央アジア史を研究する歴史学者。小山工業高等専門学校にて、歴史の研究を行う他、「小山市の歴史」に関する授業を行う。またアウトドア系の部活の顧問もつとめ、プライベートでは多い時は年30 日近くキャンプするほどの生粋のキャンパー。モットーは「楽しむことを学べ！」

長峰先生からは、小山市の歴史を中心に教えていただきました。

焚き火を囲んでクロージング

最後は焚き火を囲みながら、マシュマロを焼いたりとゆっくりとしたひと時を過ごします。

日が陰ってきてひんやりとした空気に、焚き火は暖かくゆらゆらと揺れる炎を見ているだけで癒やされます。

さいごに

アウトドアチェア一つで、手軽にできるチェアリング。日常の喧騒から離れて過ごすゆっくりとした時間は、贅沢なひと時となったようです。

参加者からは、「歴史のお話が面白かった」という声も聞かれました。

意外と知らない町の歴史。住んでいる町の身近な歴史に触れるいいきっかけにもなりました。いわゆる歴史講座へ参加するのはどうしてもハードルの高さを感じますが、アウトドアと一緒に歴史を知ることができるのは、気軽さもあっていいですね！

参加者の皆さまもありがとうございました。