小山駅西口から徒歩5分。祇園城通りをまっすぐに歩くと、ヨーロッパの街なかにあるようなおしゃれなお店が見えてくる。古本屋の「Book shop tsukahara」だ。
店主さんにインタビューし、本屋への想いを語ってもらった。
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「Book shop tsukahara」おしゃれな古本屋さん!
古本屋「Book shop tsukahara」は祇園城通り沿いにあるフジヌマビルディングの1階にある。2022年2月にオープンした。
ビルの白い外壁には、「New Standard from Oyama」の文字が見える。
場所は、小山駅西口から徒歩5分。小山市役所からもすぐ近く。
遠目には古本屋とはわからないようなおしゃれな外観が目を引く。
店内はこじんまりとしているが、絵本を中心に幅広いジャンルの本が取り揃えられている。
近所の本屋さんでは見つけられないような本が多く、訪れるたびに本との出会いがありそうだ。店内もおしゃれで、まるでヨーロッパの街なかのような雰囲気を感じる。
しかけ絵本や懐かしい絵本がずらりと並んでいて、絵本が好きな筆者にはたまらないような空間の古本屋だ。
店主の塚原さんにインタビュー!どうして本屋を?
「Book shop tsukahara」の店主の塚原さんにインタビューをし、古本屋をオープンした経緯やこれからの夢について語ってもらった。
▽店主の代わりを務めるカエルくん
「会社員として働いていたときから、自分で何かをやりたいという想いが強く、働きながらいろいろな経験を積んでいた。その中でもぴたりと当てはまったのが古本屋だった。街に本屋は必要だと思う。自分にできることがたまたま古本屋だった」(塚原さん)
最近では、ネットで本を買うことも多い世の中だ。しかし、実際に本屋に足を運ぶと、目的以外の本との出会いがある。気が付かない世界に出会えるのが、実店舗の魅力であり、本屋の必要性だと語る。
店内には絵本を中心に多くの蔵書があるが、子どもから大人まで誰でも気軽に足を運んでほしいと話す塚原さん。
訪れると居心地の良さを感じるのは、塚原さん自身の気さくで話しやすい雰囲気によるものもあるだろう。
夢や目標などこれからについても話を伺った。
「街なかをふと見渡したときに、本を読んでいる人が今よりも増えたら嬉しい。公園のベンチ、街角、電車などで、スマホではなく、本を読む人が増えたなと実感できるようになったら、そこはいい街だと思う」(塚原さん)
絵本や紙の本でしか得られない魅力の伝道師のような役割を果たしている「Book shop tsukahara」。
話を伺い、塚原さんの本への愛情の深さも実感した。目的なしでも、ぜひふらりと訪れたくなるような魅力がある古本屋さんだ。
「Book shop tsukahara(つかはら)」の店舗情報
「Book shop tsukahara(つかはら)」の店舗情報は以下の通り。
▽MAP