2021年6月に小山市地域おこし協力隊に就任した横山さん。横山さんの呼びかけで、地元住民などが集まり、思川の河川敷のゴミ拾いや観晃橋の橋台のペンキ塗りなどが先日、実施されました。
呼びかけはSNSのみで行い、集まった人数はのべ28人。
どのような想いがあり、ゴミ拾いなどを呼びかけ実施したのか、これからどんな場所になってほしいのか…などを、地域おこし協力隊の横山さんからお話をうかがいました。
当日の様子とあわせて紹介します。
高架下のゴミやマナーの悪さも!
2021年6月に小山市の地域おこし協力隊に就任された横山さん。主な任務は小山駅西口周辺のにぎわいづくりなどです。
横山さんは、栃木バーベキュー協会の副会長を務めています。地域おこし協力隊に就任される前から、思川の河川敷でバーベキューを楽しみ、「ソロキャンプとバーベキュー講座」なども開催する機会があったそう。
筆者も横山さんのバーベキューに参加したことがありますが、フルコースのようなバーベキューを経験し、バーベキューへの認識ががらりと変わったことを記憶しています。
小山市地域おこし協力隊の横山さんに、思川の河川敷のゴミ拾いやペンキ塗りを実施したことの想いをなどをうかがいました。
小山駅からほど近い場所にある思川の河川敷。再整備がすすめられている城山公園の土手には緑が茂り始めてきて。歴史を感じることができつつ、自然も間近でさらに駅チカ。
ぜいたくな環境だと感じる一方で、残念な光景も気になっていたそうです。
ゴミが目立つ、BBQ後の炭がそのまま放置されている、橋の土台部分の橋台には、ストリートアートが自由に描かれている…。
子ども連れの家族でも安心して楽しんで過ごせる場所になってほしい。地域おこし協力隊に就任されて間もない横山さんですが、ゴミ拾いやストリートアートが描かれている橋の土台部分をきれいにしようと行動をおこしました。
SNSで呼びかけ・ゴミ拾い・ペンキ塗りを実施
小山市地域おこし協力隊のSNSアカウントで、思川の河川敷のゴミ拾いとペンキ塗りのお手伝いを呼びかけたところ、のべ28人もの人が手伝いに駆けつけてくださいました。
スケボーを楽しむ若者もペンキ塗りを手伝ってくれたことは嬉しかったですね!
スケボーというと、もしかしたら偏った見方をしてしまうかもしれませんが、欧米では(もちろん日本でも!)立派なスポーツです。若者たちからは「ひと目を気にせずに安心してできる場所がほしい」との意見があったそうです。
たしかに、公にスケボーができる場所は、探してもあまりないような気がします。
▽ゴミ拾いの当日の様子
▽ペットボトルだけでこれほどの量が集まりました
▽こちらはペンキ塗りの様子
白いペンキで塗っていきます。
完成!真っ白い壁。見た目にもきれいになりました。
きれいになった河川敷!どのような場所になってほしいか?
最後に、横山さんに、思川の河川敷がこれからどのような場所になって欲しいかをうかがいました。
まずは、子ども連れの家族でも安心して楽しめる場所になってほしいですね!川や河川敷で遊べる・楽しめること知ってほしいです。
たしかに、バーベキューやちょっとした遊びや休憩などにも、気軽に利用できるスポットだということは意外と知られていなさそうです。
さらに、せっかく橋台が白くきれいになったので、ナイトシアターなどの企画も考えたいです。
河川敷でのナイトシアター、すてきです。アウトドアとの相性も抜群によくて、いろいろと妄想も広がります。
妄想といえば、小山でおもしろいことをやりたい・やっているよという人の話を聞く「おやま妄想会議」、7月は観晃橋のたもとが開催場所です。
きれいになった場所でおもしろい話を聞くのは、気持ちがよさそう!わくわくします。
▽追記:2021年7月9日 観晃橋のたもとでおやま妄想会議を開催。雰囲気が抜群でした。
思川の河川敷でイベントの開催などがあれば、今後も当サイト「ニシグチオヤマ」からも発信する予定です。
せっかくきれいになったので、気持ちよく利用できる場所であり続けてほしいですね!週末にふらりと子どもと一緒に訪れてみるのもいいかもしれません。
お話を聞かせていただいた「小山市地域おこし協力隊」の横山さん、ありがとうございました。
- 小山市地域おこし協力隊のSNSアカウントはこちら:Facebookページ、Twitter、Instagram
思川の河川敷はとてもぜいたくな環境ですが、残念な光景も目にすることもちらほら…。子ども連れの家族でも安心して楽しめる場所になってほしいですね!